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カメラ/写真

薩埵峠に行って富士山が撮れなかった話

更新日:

平日の夕方に高速を使って薩埵峠に行ったにもかかわらず全く富士山が撮影できなかった。
空気が霞んでて富士山が全く見えなかったからである。
薩埵峠の撮影をする前に確認しておくポイントがあるのである。それを怠っていた。
この日の気温は日中が30度近くまで上がったというのもある。
基本的には気温が上がると富士山が見える確率も減るのである。

薩埵峠へのアクセス

私がいる横浜から静岡県静岡市清水区にある薩埵峠へは渋滞がなければ車で約2時間である。由比側からのルートと興津側からのルートがあるが、由比側の道は狭いため車だとすれ違いが難しい。興津側は細い道が長くないため、行き、帰り共に興津側からの方がアクセスしやすい。帰りの由比側で、一番手前の国道1号線へ出るルートにしてしまうと、国道の直前にある面倒な踏切を通らなければならない。面倒な踏切では踏切で停止して降りてわざわざ歩行者用押しボタンを押して、国道の車道の信号を赤にしてから発進しなければならない。

図はその踏切の箇所。

踏切の箇所の写真。

押しボタンについての解説。

撮影する前の天気チェック

撮影に行くのであれば必ず天気予報をチェックして晴れ予報であることを確認したほうがいい。富士山は少し曇っててもすぐ見えなくなってしまう。

撮影する前の薩埵峠のウェブカメラのチェック

薩埵峠にはライブカメラが設置されていて24時間、いつでも富士山が見えるかどうかチェックできる。例えば夜に薩埵峠で撮影を行うのであれば昼間の様子は必ず確認して置いたほうがいいだろう。

さった峠 富士山ライブカメラ - 静岡市
http://mtfuji-live.jp/angle/hiroshige.php

私が富士山を撮れなかった日はこのライブカメラのチェックを忘れていた。




持ち物

カメラ、レンズ

撮影するので当たり前である。バッテリーの充電、メモリーカードがちゃんと本体に入っているかも忘れずに。定番の構図は標準ズーム(24-70mm)で撮影可能である。
道路の交差部分をアップで撮るのであれば望遠レンズ(70-200mm)もあった方がいい。

三脚

薩埵峠の手すりは角ばっていて一応カメラをそのまま置けるような作りにはなっている。しかし自由に角度を決めて撮影するためには三脚は必須だ。縦位置で撮影するためにも三脚は必要だ。
私が行った時は風はあまり強くなかった。重い三脚である必要はない。

ライト

昼間に撮影をするのであれば必要ないが、夕方の撮影をする場合はあった方がいい。駐車場までの道は明かりがないため真っ暗になる。スマートフォンのライトでもOK。

虫除けスプレー

暖かい時期は虫が結構多い。ずっと立って撮影していると蚊が結構寄ってくるため対策が必要。刺されたままでも構わないという人は無論そんなものは必要ないが。

実際に撮影した写真

まず駐車場。ガラ空き。他の撮影者は1人だけだった。

定番の構図で撮影。残念ながら富士山はなし。

国道と東名高速道路の交差部分をアップ。かつシャッタースピード早めの写真。

ちなみにこの日は満月で、オレンジ色の月が海を赤く照らしていました。位置的に道路からは遠くて同じ画角に含める気にはなれなかった。帰りの由比側ルートからは道路と月を構図に入れやすい。

帰り道。スマホでフラッシュ炊いて撮影。暗いです。こんだけ暗いと事件に巻き込まれたりしないか、野生動物に襲われたりしないかとか心配になってしまう。

その他

由比といえば桜エビであるが、ご飯を食べようとしても大体のお店は午後8時閉店なのである。だから夕方撮影してご飯に行こうとしてももう店が閉まっていたりする。昼に桜エビを食べて夕方に撮影という方がいいかも。

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