以前は睡眠の質を計測するためにiPhoneのアプリ(睡眠トラッカーともいう)を使っていたりした。
iPhoneをベッドの上に置いた状態で眠り、体が動いていない時が深い眠り(ノンレム睡眠)、体が動いたらベッドも振動するので浅い眠り(レム睡眠)と判断するというものである。
しかしこの手のアプリは以下の点で使い勝手が悪い。
- 寝る前にアプリを起動しなければならない
- いつ眠りに入ったのかがわからない
- 布団だとベッドほど振動しないので浅い眠りを検知しにくい
上記のような点があって結局使わなくなってしまった。
Apple Watchが登場した時に睡眠を正確に測定できるようになるんではないかなんて声が結構あった(睡眠計測にこだわる界隈では)のだが、そういうアプリはしばらくなかった。
しかし久しぶりにアプリを探してみるとちゃんとApple Watchに対応した睡眠計測アプリがあるではないか。それがAutoSleepである。360円。
使い方
まずアプリを起動後に設定を行う。
睡眠の検知の精度を高めるために自分のiPhone, Apple Watchの利用形態を登録する必要がある。
このアプリを使う人は基本的にApple Watchで計測すると思うのでそれでいいはず。
これは表示の調整なので精度には関係がない。
基本的にApple Watchをつけているのならば不要だと思う。
起きた後にiPhoneを持った時に通知を出す設定。通知はあくまでもサマリーなので起きたら毎日アプリを起動して睡眠の状態を確認する人にとっては重要ではない。
この設定もApple Watchで計測する場合は基本いいえでOK。
デフォルトで8時間。人によって変更。
睡眠検出の長短。Apple Watchが動いていない時間から眠っているかどうかを検出するまでの時間。
実際に眠って記録を取ってから、記録を見ながら調整した方がいい。
ちなみに記録されたデータはiOS標準機能であるヘルスケアのアプリにもちゃんと記録されている。
睡眠測定の精度
基本的に精度は非常に高いと思う。自分が布団に入って眠り始めたであろう時間が記録されているし、起きた時間も正確。
しかし、たまに睡眠の検知がおかしい時がある。寝ている最中は本当に正確なのだが、起きている時間がたまに眠っていると記録される。
そういう時は編集ができるため、手動で消すしかない。
画像はたまにでてくる測定がおかしな部分。
睡眠計測してわかったこと(酒は飲まない方がいい)
酒を飲んで寝ると睡眠の質が悪くなると言われているが、それが明確にわかるようになった。
まず眠っている間でも心拍数が結構高い状態になるのである。
そして長時間寝ていても深い睡眠が一度もないなんてことがある。
実際に眠っていたが深い睡眠が全くなかった時。前日に酒を飲みすぎた。
酒を飲むにしても寝る2時間前くらいでやめて完全に酔いを覚ました状態で寝た方がいい。
Apple Watchの充電はいつすべきか?
眠っている間にもApple Watchを使用するので充電をいつすべきか迷うが、起きている間でたいして重要ではない時間(風呂とか飯食ってる時とか)に充電するようにした。
2時間も充電すれば100%になるため問題はない。
まとめ
アップルウォッチで睡眠の計測に興味ある人はぜひ使った方がいいアプリ。
睡眠検出の精度がよく、様々な情報の表示も優れている。
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