長い間、自宅には温水洗浄便座がなかったが取り付けることにした。
なんでかっていうと、一言で言えば「効率が悪い」からである。
尻についたうんこをトイレットペーパーで拭き取るのは効率が悪いのである。
こびりつかないうんこであれば良いが、大体が水分、脂分、粘度があって何回トイレットペーパーで拭き取っても茶色いのがつく。
ある程度拭いても完全には取りきれないのでけつが痒くなったり、パンツにうんすじがついたりする。
そしてそんな状態で日中を過ごすのも気分が悪い。
うんこ後に風呂のシャワーで流すという手もあるが面倒である。
したがって温水洗浄便座を取り付けた方がいいのである。
アメリカンスタンダードのトイレに温水洗浄便座は取り付けられるのか?
色々と調べてみたが、基本的に便座を取り付けるボルトの間隔が140mmであれば温水洗浄便座は取り付けられるようだ。
ちなみにうちのトイレは37Jという型番であった。間隔を測ってみたら140mmであった。
温水洗浄便座選び
温水洗浄便座は大きく分けて2種類がある。
瞬間式
使用するときに水を温める方式。タンクがなく、電気代が安い。本体価格は高くなる。
貯湯式
水を温めて常時貯めておく方式。タンクがあり、電気代が高い。本体価格は安い。
温水洗浄便座の種類には、瞬間式と貯湯式がありますが、どのようなものですか?-トイレQ&A 温水洗浄便座|トイレナビ 一般社団法人 日本レストルーム工業会
http://www.sanitary-net.com/faq/answer168
本体価格が安い貯湯式に最初は気持ちが傾いていたが、長期間使用することによるランニングコストを考慮して瞬間式にすることにした。
その瞬間式の中でもパナソニックのビューティ・トワレ DL-RJ20が安いのでそれにすることにした。
開封〜取り付け
作業に必要な道具
- メジャー
- マイナスドライバー
- レンチ(必要かも)
うちのトイレ。アメリカンスタンダードの37Jです。
まずタンクにつながっているパイプの栓を閉じます。
これはマイナスドライバーで行えます。
次にタンクの水を流してからパイプを外します。中から水が出てくるためタオルを下に敷いておきます。
ナットは商品に付属のレンチで外せます。
そして便座につなげるホースをつけてタンクにつなげるパイプもつなげます。
明らかに長さが足りない。。。。
付属のパイプは300mm。別売りで350mmと400mmもあるようです。
はじめにメジャーで分岐からタンクへの距離を測っておくべきでした。。。
というわけで追加購入。
長さは足りました。パイプは若干硬いですが手で曲がります。
次に便座の取り外し。
トイレの下側についているナットを外す必要があります。手で外れるらしいですが、固い場合は道具が必要です。
固くて手で外せなかったために、モーターレンチを使いました。
外した後の状態。
便座の取り付け位置を決めます。
まずビューティ・トワレに便座位置を決めるための板がついていますのでそれを外して次の写真のように位置を決めます。
この位置決めですが、なるべくギリギリ奥に設定した方がいいです。そうしないと便座が前の方に出すぎて便器本体の穴とのズレ量が大きくなってしまいます。
んで、ボルトで板を固定した状態。
固定したら板に本体をスライドさせて差し込みます。
ビューティ・トワレを設置したらホースの差し込み、固定を行なう。
アースと電源をつなげて稼働です。
感想
アメリカンスタンダードのトイレが丸型で先の方が短いためか、若干便座が長く、座ったときにち○こをちゃんと手で押さえないと便器の中に入らない感じです。
ビューティ・トワレ自体は機能的には十分です。水圧、温度、水の当たり具合も良いです。
ボタンを押してからお湯が出てくるまで5秒かかるというのは若干長いかな〜と感じました。
また付属のリモコンを使わないとムーブ、ビデなどすべての操作は行えません。