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MX Master 2S購入の背景
今まではMicrosoftの「BlueTrackテクノロジ」を採用したマウスである「Explorer Mouse」を使っていた。
それを買ったのはほぼ10年前。
形状、重さ、機能面では申し分なかったのであるが、カーソルが飛ぶという症状が出るようになってきた。
この症状はPCを再起動したり、マウスの掃除、電源OFF、ONをしても治らなかった。
そこで新しいマウスを買うことにした。
一般的にフラッグシップのマウスを作っているメーカーといったらどこか?
自分の中ではマイクロソフトとLogitech(Logicool)であると思った。
そこでマイクロソフトとLogitechのマウスを見てみるのだが、マイクロソフトはMacのドライバがイマイチなのよね。
一応ドライバはあるのだが完全に機能をサポートしているわけではないので中途半端だったりする。やはりWindows優先なのだろう。
その点、LogicoolはMacもWindowsも同じソフトウェアを出しているので差別感がなくて良い。
というわけでLogicoolのMX Master 2Sを買うことにした。
このマウスは色が黒(グラファイト)、白(グレイ)、青(ミッドナイトティール)と3種類あり、それぞれ型番が以下のようになっている。
黒 - MX2100sGR
白 - MX2100sGY
青 - MX2100sMT
黒を買いたかったのだが、たまたま在庫切れだったので青にすることにした。たまには変わった色のマウスも良いだろう。
ちなみに白は汚れが目立ちそうな気がしたのでやめておいた。
開封
箱はよくある前側がふたのようになっている箱で中にブリスターパックが入っているタイプである。
この箱の前面の蓋はよくあるベルクロで固定されているタイプではなく、磁石で固定するタイプであった。
中身は
- 充電用のUSBケーブル
- Unifying接続用USBレシーバー
- マウス本体
- 説明書
MX Master 2Sの接続
ロジクール製品は主に2つの接続方法が利用できる。Bluetoothとロジクール独自のUnifyingである。
Unifyingで接続するときはMac本体にUSBレシーバーを刺さなければならないため、USBポートを1つ消費することになる。
UnifyingもBluetoothも使える機能面では差はない。消費電力がUnifyingの方が低いという話もあったりするが、MX Master 2Sのページにはバッテリーの持ちの差について記載はない。
ただ、海外のフォーラムなんかを見ていると、Bluetooth接続では不安定な場面でUnifyingにしたら問題がなくなったという場合もあるようで、どちらを使うべきかというのは本人の環境次第といったところかもしれない。
Bluetooth vs. Proprietary Unifying Receiver : LogitechG
Unifyingでの接続
USBレシーバーをMac本体にさすだけでOK。同梱のレシーバーはすでにペアリング済み。
Bluetoothでの接続
接続は簡単である。マウスの底についているボタンを長押しし、Macの環境設定のBluetoothからMX Master 2Sを見つけて接続ボタンを押すだけである。
ソフトウェアのインストール
マウス用のソフトウェアはLogitech Optionsをインストールしないとボタンの割り当てはできない。
Downloads - MX Master Wireless Mouse – Logicool サポート + ダウンロード
それでインストールしてみたのだが、、、
問題が発生した。
マウスはBluetoothで問題なく接続できているようなのだが、なぜかLogitechの設定アプリで認識されない。
本来であればマウスの画像が表示され、色々と設定できるはずなのだ。
再ペアリング、マウスの電源OFF/ON、再起動など試したが全くダメだ。
いったんソフトウェアを削除して、再度インストールをしたらうまくいった。ちなみにインストール後にはちゃんとアクセシビリティの設定で許可しないといけない。
マウスの設定
このマウスは通常の左右ボタン、スクロール以外にも、スクロール下のボタン、マウス左側のホイール、マウス左側の上下ボタン、マウス左側下のジェスチャーボタンがある。
割り当てられる機能の種類は豊富で困ることはまずないであろう。
特殊なギミックとして、真ん中のスクロールホイールを回転時のクリック感の有無をこの真ん中のスクロール下のボタンで切り替えられるのである。
個人的にはクリック感があるほうが好きなので、その設定で使っている。
マウスの使い勝手
充電
充電中。充電中でもマウスは使えます。
一回の充電で最大70日駆動するとある。ほんとかどうか確かめてみよう。今日は2019年7月1日。
充電用のUSBポートがマウスの先頭の先の方にあります。
マウスの形状
若干マウスが大きいが、手のひら、全ての指でマウスをしっかりホールドできるような形状となっている。
親指の部分が今まで使ってきたマウスに比べて凹みが大きいとは感じる。
重量
かなり重い。今まで使用したマウスの中で一番重い。
ちょこっとマウスを持ち上げて移動みたいな使い方をするのもきつい。
横の親指で動かすスクロールホイールはすごいトルク感があり重い。
進む、戻るボタン
左側の親指で操作するための戻る、進むボタンがある。
この2つなんだが位置が近いうえに小さい。大丈夫なんだろうか。押し間違えたりしそうである。
Logicool Flow
この機能は複数のパソコンで1つのマウスを共有する機能である。あたかもマルチディスプレイの間をカーソルが行き来できるようになるので便利であろう。ただし私はパソコンを複数持っているわけではないので試してはいない。
まとめ
LogicoolのMX Master 2Sは機能が豊富でカスタマイズせいに富んでいる。
マウスとしての形状は大人の男性が掴むにはしっくりくる形となっている。
しかし大きく、重量があるので店頭で試し持ちした方がいいだろう。そして私にとって重要な進む/戻るボタンも小さいように感じる。
もう少しオーソドックスなマウスであればMARATHON MOUSE M705Mなんかもいいかもしれない。(ただしUnifying接続のみ)